ギョームデュファイとローマ帝国滅亡
本日5月29日は、ローマ帝国が滅亡した日です。(1453年5月29日)
古代、栄華を誇ったローマ帝国。
中世の間もコンスタンティノープルを都として、東欧・中東でなお栄えていました。
しかし、ついに1453年、オスマン帝国の攻撃により、完全に滅亡します。
これは、当時でも一大事件でした。
当時最高の音楽家と言われたギョーム・デュファイもローマ滅亡を悼み、曲を作っています。『コンスタンチノープル教会の聖母の嘆き (Lamentatio Sanctae Matris Ecclesiae Constantinopolitanae)』
ギョーム・デュファイは音楽でルネサンスを切り開いた作曲家として有名です。
中世の終わりをつげるローマ帝国の滅亡をルネサンス時代最初の音楽家が作るというのも、象徴的ですね。
ともあれ、デュファイの美しい旋律をぜひ、この日にお聴き下さい。
Lament for Constantinople, Lamentatio sanctae matris ecclesiae Constantinopolitanae, Dufay
「ルネサンスリュート扱ってます」月光堂楽器店音楽教室のページ↓(もちろんリュート教室がある!)
月光堂楽器店フェイスブックページ↓(イイネで応援をお願いします~)
ルネサンスリュート 入荷しました!
リュートにはどんな曲がある?
リュートの歴史は結構長いです。
古くは中世の時代、騎士や吟遊詩人の歌。メロディーはリュートで演奏されていました。
例)イギリスのダウランド 「流れよ我が涙」
"Flow my tears" by John Dowland | Valeria Mignaco, soprano | Alfonso Marin, lute
バロック時代に入ると、大型リュート(テオルボ等)も開発され、様々なシーンで活躍
例)モンテヴェルディ「オルフェオ」オペラです~
Orfeo Monteverdi Savall Liceo divxclasico.avi
もちろん、ソロ楽器としても使われ続け、バッハの頃まで活躍しています。
例)ヴァイスです~。ナイジェル・ノースの演奏…
Nigel North plays Weiss - Sarabande from Partita in G minor
もちろん、時代によって弦の数が増えたり、大型のものが作られたりしましたが…
その響きの魅力は晴らしいですね!
「lute」のワードを入れて検索したら一杯出てきますので、試しに聴いてみて下さいませ。
月光堂楽器店音楽教室のページ↓(もちろんリュート教室がある!)
月光堂楽器店フェイスブックページ↓(イイネで応援をお願いします~)
リュートは凄い!
リュートって、あまり普段聴かない楽器だと思います。
耳にする事が少ないので、演奏する人も少ないのですが…
私がはじめてリュートの魅力に触れたのは、2016年5月、
月光堂楽器店の音楽教室の発表会でした。
(ちなみに、私はその楽器店の店員です!)
日本リュート界の草分け、ダンスリールネサンス合奏団の岡本一郎先生。
先生門下のリュート教室の発表会を聴いた時です。
正直、衝撃的でした。
「こんな音楽があるんだ!」
それからしばらく、寝ても覚めてもリュートの事を考えていました。
ダンスリールネサンス合奏団の映像です↓
DANCERIES_ダンスリー・ルネサンス合奏団 結成40周年記念コンサート
ダンスリーのCDはじめ、リュート曲を聴きまくり…
岡本先生にご挨拶に伺い、幸い楽譜のコピーがいただけたので、
リュート曲を、少し弾けるバイオリンで弾いてみて…
リュートは中世からルネサンス時代、バロック時代まで広く使われていた楽器だと知りました。
そこから、想いはつのるばかり…
ついに、11月から岡本先生に入門し、リュートをはじめました!
今は5月ですので、約半年ですが、まったく熱は衰えず、楽しんでいます~
そんな初心者リュート弾きの日々気づいたリュートの魅力を書きつづるブログなのです。
月光堂楽器店音楽教室のページ↓(もちろんリュート教室がある!)
月光堂楽器店フェイスブックページ↓(イイネで応援をお願いします~)
https://www.facebook.com/gekkodo/?ref=bookmarks